Webプログラマーとは?仕事内容から適性・役立つ資格・スキルまで徹底解説!- パソコンスクール・パソコン教室なら個別指導のKENスクール

Webプログラマーとは? Webプログラマーの仕事内容から
適性・役立つ資格・スキルまで徹底解説!

SNSサイトやショッピングサイトなどを構築するプログラムのエキスパート

プログラミングコース

Webプログラマーは、問い合わせフォーム、アンケートフォーム、ショッピングサイトなどのWebアプリケーションを開発します。例えば、ショッピングサイトの商品を検索する機能の場合、利用者(Webブラウザ)から入力された商品名をもとに、データベースへ問い合わせて情報を取得し、その情報から検索結果ページを生成し送り返します。

このような仕組みを構築するためには、PHPやJavaなどのサーバーサイドプログラムとHTML、CSS、JavaScriptなどクライアントサイドプログラムのスキルが必要です。これらを習得することで、Webプログラマーとしての道が切り開けます。


Webプログラマーの仕事内容

1.クライアントサイドの開発

基本的には、システムエンジニアなどが設計した仕様書をもとにプログラミング開発を行います。クライアントサイドプログラムとは、Webブラウザ上で動作するプログラムのことを指します。クライアントサイドの開発では、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を使い、ユーザーが直接目にする見た目部分のプログラムを開発します。


2.サーバーサイドの開発

サーバーサイドプログラムはWebサーバー上で動作するプログラムです。サーバーサイドの開発業務では、サーバー側で動作するRubyやPython、PHPなどのプログラミング言語を使ってプログラム開発を行います。WebプログラマーがWebサイトやWebサービスを開発する場合は、クライアントサイドとサーバーサイド両方の開発が必要です。


3.機能の追加・修正

Webサイトが一通り完成したら、ユーザーの利便性を向上させたり、トレンドにあったサイトにしたりと、機能を修正していくことも大切な作業になります。たとえばボタンをクリックした後の動作、画面遷移の方法といった見た目の仕上がりを調整するケースが挙げられます。また、ECサイトのサイト内検索、ショッピングの決済機能といったプログラムを組むこともあります。 またWebサイトにバグがあった場合、都度修正していきます。リリース前にデバック作業をおこない、精度を高めていきます。


システムエンジニアとの違い

システムエンジニアは、上流工程と呼ばれるシステム設計を行います。クライアントの要求をヒアリングしてどのような形にするのか決定する業務がメインです。一方でプログラマーは、システムエンジニアが決定した通りにプログラミングを行う下流工程がメインとなります。ただし企業によっては区別があいまいで、兼任することも多いでしょう。


・関連する職業:  システムエンジニア

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアとの違い

Webプログラマーには大きく、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分かれます。 フロントエンドエンジニアは、HTML、CSS、JavaScriptの言語でユーザーが目にする見た目の部分を製作するエンジニアです。用いられる言語は比較的習得しやすいので、未経験者にもおすすめです。 バックエンドエンジニアは、それをサポートする裏側の部分を担当するエンジニアのことを指します。バックエンドエンジニアは、PHPやJavaやRubyなどのプログラムでビジネスロジックやデータベース処理を行うスキルが必要です。

Webプログラマーの適性

プログラミング能力

Webプログラマーは、基本的にプログラミング言語を使って業務を行います。HTMLやCSSなどはもちろん、最近ではPHPやJavaScriptといった知識も求められることが多くなっています。開発するプロジェクトによって扱うプログラミング言語が異なるので、幅広く身に付けておくと応用できるでしょう。


最善策を考える向上心がある

プログラミングの方法は一つではなく、アプローチの仕方によってさまざまな方法が考えられます。そのため、既存のやり方にこだわってしまうと効率の悪い仕上がりになってしまうこともあるでしょう。クライアントの要望に応えられるよう、常に最善の方法を求める姿勢で業務を行える素質が大切です。


コミュニケーションスキル

どんな仕事にもコミュニケーション能力は必要ですが、Webプログラマーも同様です。パソコンに向かう作業が多いイメージがありますが、他のスタッフと一緒に問題解決をしていく場面も多いのです。業務を円滑に進めるには、相手の主張を理解して上手に折り合いをつけていくスキルが求められています。


Webプログラマーに役立つ資格・スキル

資格1.PHP技術者認定試験

「PHP技術者認定試験」とは、プログラミング言語であるPHPのスキルを証明するための唯一の資格です。PHPエンジニアとしての技術力を客観的に証明でき、就職や転職の際にアピールできるというメリットがあります。



資格2.Javaプログラミング能力認定試験

「Javaプログラミング能力認定試験」は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が運営する民間試験です。Javaの実践的スキルを認定する試験となっており、1級~3級のレベルに分かれています。



資格3.HTML5プロフェッショナル認定試験

「HTML5プロフェッショナル認定資格」とは、特定非営利活動法人エルピーアイジャパンの民間資格です。HTML5やCSS3、JavaScriptなどを実践的に扱えるようになるための認定試験で、一般的にWeb業界で求められる知識が総合的に集約されていることが特徴です。



スキル1.HTML

Webサイトをプログラミングする上で、基本となる言語です。土台となるマークアップの役割を果たし、見出しや箇条書きなどの構造をタグに結んでいきます。Webサイトやスマートフォンのアプリの見た目やUIの実装に使われています。


・関連する講座:  HTML/CSS


スキル2.Java

Webエンジニアとして求人件数が多い言語がJavaとPHPです。Javaは非常に汎用的で、大規模システムの開発で用いられています。また、Webだけでなく加えてスマホアプリの組み込みにも適しているので、より言語としての利用用途が広い言語です。


・関連する講座:  Java講座一覧


スキル3.PHP

PHPは、Webエンジニアとして活躍するための重要なプログラミング言語の一つといえます。PHPはサーバーサイドで使用するプログラミング言語で、LAMPとセットで理解することでWeb開発が円滑になります。


・関連する講座:  PHPベーシック講座


Webプログラマーの働き方

Webプログラマーとしての働き方は、SIer(システムインテグレータ)やシステム開発企業に所属するか、派遣やフリーランスで働くかに分かれます。システム開発企業に所属している場合は、担当する工程とスケジュールが決められていて、決められた仕事をするというイメージが強いです。フリーランスで働く場合は、仕事を選択できる点と収入が多い点が大きく違います。しかし、フリーランスは仕事が勝手に入ってくるわけではないため、適当な仕事をしていると次の仕事がなくなってしまうでしょう。一つ一つの仕事の精度が求められます。

Webプログラマーのキャリアパス

WebプログラマーはプレーヤーとしてさまざまなITスキルを身につけ、経験や実績を積みます。その経験や実績を活かし、設計が中心となるシステムエンジニアになることができます。さらにプロジェクトを管理するプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーといったキャリアを目指すこともできるでしょう。しかし、プレーヤーよりもマネジメントが上という風潮は薄れているので、コンサルタントやマネジメント方面に進まず、プレーヤーとしてより高度な知識やスキルを突き詰めるというキャリアもあります。

Webプログラマーの平均年収は

20代 約288万円
30代 約420万円
40代 約540万円

平均年収

羅 瀾さん

ProgrammingKENスクール梅田校卒業生

KENスクールに通い始めてから、自分の可能性がいくらでも広がることを感じました。

「IT=むずかしい」というイメージがあるかもしれませんが、やさしく・楽しく学べるので気楽に習得できると思います。

続きを見る

Webプログラマーのおすすめの講座

未経験でWebプログラマーを目指すなら

アプリケーション開発言語としてニーズの高いJava、PHPプログラミング技術を身に付けると、すぐに業務に生かせるでしょう。データベース接続、Webシステム構築、フレームワーク等幅広い知識が身に付きます。

PHPショッピングサイト構築講座

PHPショッピングサイト構築講座
実践型学習でWebアプリケーション開発技術をマスター

講座詳細はこちら

Javaデベロッパー就転職総合コース

Javaプログラマー養成コース
業界へのパスポート!プログラムが難しいなんて言わせない!

講座詳細はこちら

この講座を受講した方の声

こちらの分からないことに対して、うやむやにせずしっかり理解できるまで親身に対応していただきました。実際にどう使われるか、何のためにこういった記述をするのか等、とても分かりやすく説明していただけたので、スムーズに勉強できました。

Javaには少し触れたことがある程度で、初心者も同然でしたが、この1ヶ月間でかなり成長したと感じています。スクール期間中に、Javaの資格も取得することができましたし、Javaプログラマーのスタートを切れたのかなと思います。プログラミングの世界はまだまだ奥が深いので、これからも勉強に励みたいと思いますが、その際にスクールで使用したテキスト等活用させていただきたいと思います。個人的には、大変満足できるスクール期間となりました。

Webプログラマーの資格取得を目指すなら

「OCJP Silver SE 8」は、Javaアプリケーション開発初心者向け資格です。Javaの概要およびJava 言語の基本文法、オブジェクト指向プログラミングの基本知識(クラスとオブジェクト、カプセル化、継承、ポリモフィズムなど)、基本的なライブラリの使用方法や例外処理についての知識が問われ、効率の良い学習が必要です。

OCJP Silver SE 8 資格対策講座

OCJP Silver SE 8 資格対策講座
Java技術者の認定資格として最も知名度の高い、Oracle社認定Java資格のOracle Certified Java Programmer, Silver SE 8の合格を目指す講座です。

講座詳細はこちら

Webプログラマーのスキルを磨くなら

JavaScriptを身に付ければ、動的なWebサイトも作成できるようになります。またPHPプログラミング技術やMySQLを使用したデータベースとの連携など、幅広い知識を身に付けると業務に生かせるでしょう。最終的には、本格的ショッピングサイトを一から構築できるスキルが身に付きます。

PHPベーシック講座

PHPベーシック講座
今やプログラミング言語のスタンダードになっているJava言語を基礎から「オブジェクト指向」まで、体系的に学ぶことができる講座です。

講座詳細はこちら

JavaScriptコーディング講座

JavaScriptコーディング講座
実際にWebサイトを作成しながらJavaScriptやCSSを利用した動的なWebサイトの作成方法を学習する講座です。

講座詳細はこちら

LAMP環境構築講座

LAMP環境構築講座
WebシステムのOS・Webサービス・データベース・言語を網羅!

講座詳細はこちら

この講座を受講した方の声

まったく知識のない状態からのスタートだったのではじめはとても不安でしたが、テキストを進めるにつれ徐々にプログラミングというものがどういうものかわかってきたので難易度は自分に適していたと思います。

最初は本当に何が書いてあるかさっぱりわからなかったものが、学んでいくにつれ部分部分でも何が書いてあるのか大体わかるようになっていくのは楽しかったです。はじめは講義の進め方がわからずどのタイミングで質問をすればよいのか戸惑いましたが、慣れてしまえば自習形式は自分のペースで進められてよかったと思います。