私は元々印刷工場で印刷用紙補充係として働いていました。
ふとした時に、 「今の仕事、直ぐロボットにとられそうだなぁ」 と考えがよぎると同時に 「やばい!ロボットを作る側に行かなければ仕事なくなる!」
直ぐ通販サイトでプログラミングの教材を買い、勉強を始めようと決めました。
ITSS【ITスキルスタンダード】
ですが、いざプログラミング!とは言っても、IT?プログラム?ネットワーク?状態です。
私は先輩に相談をし、「ITSS」なる物をみて勉強を始めると良いと教えられました。実際にITSSを調べてみるとサイトに下記の説明が乗っていました。
*ITSS【ITスキルスタンダード】とは、IT関連事業や業務に従事する人材の持つ知識や能力、およびその水準を図る基準を、職種や専門分野などに定義したもの。
経済産業省所轄の独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が策定・公表している。
まとめると、IT業界の仕事に対して細かく住み分けをしていてくれて、自分がIT業界のどの部分に向かって行きたいのかの確認の為の指標となります。
各分野のスキル度がレベル1から7までに分類されていて、レベル3まではIT業界のどの部分に行こうとも不必要な知識ではないとされています。
レベル1 | エントリ試験 |
レベル2 | 基本情報技術者試験 |
レベル3 | 応用情報技術者試験 |
先輩からは、レベル3までを取得できればその頃にはIT業界の基盤は網羅できているし、自分がやりたいことは明確になるとアドバイスを受けたので、私は現在勉強を続けていますが、確かにIT業界の基礎から勉強できるので、今まで何となく聞いていた情報が頭の中にスッと入ってきて理解が楽になりました。
私と同じように他業種からとりあえず漠然と「IT業界」に飛び込もうとしている方はITSSを確認し、業界の構造、何を勉強すればいいのかの確認から始めるのが良いと思います。