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【Excel】セルに名前を付ける-名前の定義

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Excelで関数挿入時、範囲選択でミスをした覚えはありませんか?

「正しく選びそこねて、再度選択」
「絶対参照を忘れてオートフィルで計算ずれ」
もちろん、すぐに直せますが、その「ちょっと」が積み重なるのはストレスですよね。

もっと分かりやすく、簡単に範囲を利用したい…。
こんなときに、ぜひ使って欲しいのが「名前の定義」機能です。

「AKB48」といえば、どんなアイドルを指しているか分かりますよね。
何人いるか、どんな名前か分からなくても「名前」が分かれば会話ができるように、
エクセルでも一定の範囲に名前をつけて利用することができます。

今回は、「名前の定義」機能について、ご紹介します。

1.名前の定義の設定方法【セル範囲に名前をつける】

  1.  名前を付けたいセル範囲を選択します。
  2. [名前ボックス]に付けたい名前を入力して[Enter]キーを押します。

※名前の先頭に数字は使う場合は、「_2018年」など、数字の前に記号などが必要です。

2.名前の定義の設定方法【設定の確認】

  1. [名前ボックス]の下三角をクリックする
  2. 登録した名前が一覧で表示されます。名前をクリックすると、その範囲が表示されます。

3.名前の定義の設定方法【複数の行・列にそれぞれ名前を一括で付ける】

選択範囲をひとまとめにするのではなく、1回の設定で列ごと・行ごとに名前をつけることもできます。

  1.  名前をつけたいセル範囲を全て選択します。
  2.  [数式タブ]>[定義された名前]>[選択範囲から作成]をクリックします。
  3.  [選択範囲から名前を作成]ダイアログで、名前にする項目が含まれたセルの位置を選択します。今回は、「商品ID」「商品名」「価格」を名前として利用するので、「上端行」にチェックを入れる。

 

上端行の項目名を名前として、それぞれの列範囲が定義づけられました。

4.定義した名前範囲の変更や削除【名前の管理】

定義した名前の修正や、セル範囲を変更、定義済みの名前を削除などは、[数式]タブ>[定義された名前]項目>[名前の管理]管理ダイアログから編集します。

【編集】

修正したい名前を選択し、[編集]ボタンをクリックします。
[名前の編集]ダイアログが表示されますので、名前や参照範囲の編集を行いましょう。

【削除】

削除したい「名前」を選択して、[削除]ボタンをクリックしましょう。

注意)「名前の定義」を正しく利用するために

名前の定義を行った後に「行や列の追加」をした場合、その部分は名前に含まれません。
セル範囲に反映されているか、[名前ボックス]で名前を選択して確認しましょう。

5.定義した名前の活用方法【関数での活用】

参照するセル範囲の代わりに、設定した名前を指定することで利用できます。

例えば、一覧表に「価格表」と名前定義したとして…

入力するセルを選択します。
[数式]タブ>[定義された名前]項目>[数式で使用]をクリックして、使用する名前を選択します。

名前を利用することで、自分でセル範囲を選択せず、簡潔に利用することができました。

=VLOOKUP(C2,商品マスター!$A$2:$C$6,2,0)
でも同様の結果は得られますが、

=VLOOKUP(C2,価格表,2)

だと、より数式が見やすく、分かりやすくなりますね。

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効率よく、簡素に記述を行うためにも、是非[名前の登録]機能を活用してみましょう!

もちろん、これ以外にもExcelにはまだまだ沢山便利な機能があります。

「もっと効率よく使いこなしたい!」という方は、是非当校にお問い合わせください!

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