今やビジネスシーンでは欠かせない「Excel」。
社会人の必須スキルとも言われ、「Excelくらいはできて当たり前…」となりつつもあります。
日頃何となく触っている…とりあえず触っている…
実際、使えているとは言えず、いつも検索したり苦手意識を持ったまま…
そういう方は多いのではないでしょうか。
これからExcelを学習しようと考えていらっしゃる方、
よりExcelを使えるようになりたい方、
そんな皆さんに向けて、長年のスクールインストラクター経験で培ってきたノウハウを活かし、Excelを習得するための学習方法やステップをご紹介します!
Excelを身につけるための4つのポイント
1.学習環境を作る
2.基本を飛ばさない
3.操作し繰り返す
4.実践し回数を重ねる&応用レベルにステップアップ
1.学習環境を作る
イメージトレーニングはスキルを身につけるために有効な手段ではありますが、初心者が最初に行うものではありません。
まずは、身につけるための環境を用意しましょう。
●マイクロソフトオフィスが入っているPC
Excelを学習するだけであれば高機能なPCは不要です。
家電量販店で購入するのであれば、10万以下のPCで十分です。
ただし、オフィスソフトが「MicrosoftOffice(マイクロソフトオフィス)」が入っているものをチョイスしてください。
騙された…?オフィスソフトはMicrosoftだけじゃない。
オフィスソフトの種類(2019年版)
何が違うの?どのバージョンがいいの?
マイクロソフトオフィスのバージョンの違い(2019年版)
2.基本を飛ばさない
スキルを身につけるための最大のポイントは「基本をしっかりやる」ことです。
その場限りで実施したものは、身につきません。
「とりあえず、この場だけクリアできればいいから、ここだけ教えて!」
「効率的なExcel技ってあるこの方法をやってみよう」
よくあることですが、これが本当によくありません…。
機能を部分的に学習する方法は、基礎が身についてからでないと効果を発揮しません。
その場限りの操作を毎度している状態は、結局スキルは身についていないという証明です。
●基本ってつまらない…
応用レベルの機能は使っていても基礎が身についていないために、非常に遠回りな操作をしていたり…。他に活用することができなかったり…ということが多いように思います。
より効率的にスキルを身につけたい、今のスキルをスキルアップしたいと考えているのであれば、基礎的な部分はしっかり押さえ、次のステップへ向けての準備だと考えましょう。
基礎を学ぶことで新たな発見や「知らなかった〜」ということが多くあるはずです。
●おススメの書籍
「入門」「基礎」「初級」などと表記されてタイプの書籍がおススメです。
基本操作から順に、実務レベルで最低限必要な機能を学習することができる構成になっているものがほとんどです。
逆に、「時短」「技」「効率UP術」などと謳っている書籍は初心者におススメしません。基本を理解し固めたあとに、よりスキルアップしたいという段階で活用していただきたいものがほとんどです。
●おススメのサイト
「Excel 初心者」「Excel 独学」などとインターネット検索をしてみると多くの学習サイトがヒットします。
基本的な部分から学習することをおススメしたいので、できるだけ初心者向けのサイトをチョイスしましょう。
特にマイクロソフト公式のサイトは基本項目をまとめてあり、操作動画もあるので初心者が基本を学習するために役立ちます。
Office のヘルプとトレーニング(外部リンク)
※このページから「Excel」のアイコンをクリックし、「Excelのトレーニング」ページにまとめられています。
3.実際に操作をする
書籍を読んでいるだけ、サイトを見ているだけ、動画を見ているだけ…
これでは身につきません。
「やった気になっただけ」で実際に使えるようにはなっていません。
やはり手を動かしてこそ身につきます。
●サンプルデータを活用
書籍にはCDやDVDなどで操作用データが付属しています。
学習サイトにも、初心者向けであればサンプルデータがダウンロードできる場合も多いです。
指示と同じように作成する中で、自身の理解度や操作ミスなどを修正しながら学習していくことがポイントです。
データを見ているだけではできたものを目で追っているだけなので、「出来た!」と勘違いしてしまうのです。
また、初心者の方は特に「何か変になったらどうしよう…」とPCに不具合が起きたことを考えて触れない…という方も多いようですが、皆さんがExcelを操作したレベルでPCは壊れません!大丈夫です!どんどん触ってください。何かあってもおそらく戻せるレベルでのエラーです。最悪、再起動すればおおよそ大丈夫です。
ただ、これを業務データや業務環境でやるわけにはいかないですよね。なので、練習の段階でしっかりミスをしておきましょう。
※↑これ、スクールで受講生の方によく言います。
●操作環境を整備しよう
実際に操作しながら学習するにしても、
効率的に・快適に学習できるようにしておくことも学習を続けるポイントです。
開いた本を立てかけて固定できる便利な「書見台」
効率的な学習に役立つ!おススメ書見台活用!
サイトや動画を見ながらの操作の際は、画面上にExcelの操作画面とサイトや動画を半分ずつになるように配置しましょう。
ウィンドウを2つ(複数)並べて表示するには(Windows)
なお、KENスクール受講席ではデュアルディスプレイ仕様です!
(モニターを2台接続して画面表示領域を拡大する)
左の画面にExcelの操作画面を出して、右に操作動画やテキストデータを表示して学習します。
※一部校舎、一部受講席ではデュアルディスプレイ仕様でない場合があります。
4.実践し回数を重ねる
学習したことを実務で活かす機会が多ければ多いほど、身につくスピード・スキルは上がっていきます。
逆に学習しただけで使用しないと、せっかく身につけたのに忘れてしまい、またイチから学習しなおし…ともったいないことになります。
実務で実践する機会を多く持てないという方は、「演習問題集」といった書籍や、演習問題をダウンロードサイトを活用し、データを作成する練習を繰り返しましょう。
さらに、基本を習得したので、応用レベルや効率的に作業するための技やショートカットキーなどを覚えていくと良いでしょう。
また、実力を形に残すために、資格取得を目指して学習するのもスキルアップになりますよ。
●オフィス資格紹介
MOS-Microsoft Office Specialist-
「マイクロソフトオフィススペシャリスト」(略称「MOS(モス・エムオーエス)」)は、マイクロソフト社のオフィスアプリケーションソフトであるワードやエクセルなどのソフトウェア使用スキルを認定する国際資格です。日本でも知名度・人気共に高い資格で、累計受験者数は390万人を超えています。
MOS資格は就職で有利になるのか!?未経験で事務職を目指すためには必須!?
以上、「Excelを身につけるための4つのポイント」をご紹介してきました。
やる気があれば、独学で習得することは可能です!
しかし、独学の習得に自信がない方、何度かチャレンジしてはいるけど習得できていない方、苦手意識のある方、未経験・初心者の方こそ、どう学習していいか、何から手を付ければいいのかわからないものです。
そんな方には、スクールでの受講も選択肢としておススメします。
もちろん独学より費用は掛かってしまいますが、ひとりでは難しかったり時間がかったりするスキルアップこそ、「パソコン教室で学ぶ」という選択が効率的なスキルアップへ繋がります。
KENスクールでは「Excelを身につけるための4つのポイント」を提供しています!
1.学習環境を作る
スクールでは学習するためのPC環境が用意されています。ご自身で準備する必要はありません。
また、復習用に受講時間関係なく利用できる自習用PCも用意していますので、しっかり活用していただけます。
2.基本を飛ばさない
スクールのカリキュラムはまずは「基礎」から始まるように組んであります。
またスクールではその方のスキルが今どのレベルにあるのかスキルチェックを行い、基礎がある方は応用レベルからの学習も可能です。
3.操作し繰り返す
スクールの基本受講スタイルは、操作しながらの授業、そして解説です。インストラクターがそばにいるので、ひとりひとりの特性や理解度を見つめ指導。トラブルがあっても即解決サポート。安心して学習を進められます。
4.実践し回数を重ねる&応用レベルにステップアップ
スクールでは項目ごとに課題を実施。学習した内容を定着させるために演習問題にもチャレンジしていきます。
また、基本ができるようになったらより実務レベルの講座「技」や資格対策講座でさらにスキルアップが可能です。
「できるようになりたい。」その第一歩にKENスクールを活用してみませんか。インストラクターが皆さんのスキルアップをフォローします!
興味を持たれた方は、無料カウンセリング&体験にぜひご参加ください。