「今、あなたがお使いになられているAdobeソフトはどのバージョンですか?」と質問するとご存知でない方がいらっしゃいます。
受講生の中には未経験からはじめた方も数多くいらっしゃいます。
つい最近のことですが、一人の受講生さんがKENスクールに来るまで全然バージョンについて意識していなかったと仰っていたので、とても驚きました。
職場でIllustratorやPhotoshopを使う際は、自分がどのバージョンを使っているかというのは必ず知っておくべきです。
なぜかというと、新しいバージョンのファイルを古いIllustratorで開いたときに出てくるエラーが原因で仕事に支障が出たり、データの受け渡しで困ったりするからです。
これを機に、今回はAdobeの歴史について少し振り返ってみたいと思います。
Adobe社がはじめて発表・販売したソフトは「Illustrator」でした。
その後様々なソフトが販売されソフト名の後ろにバージョン番号がついていました。
例:Illustrator8、Illustrator9、Illustrator10
そして、2003年にAdobe CS(クリエイティブ スイート)を販売しました。
CS~CS5、CS5.5、CS6とそれぞれのバージョンでパッケージ商品として販売しておりました。
バージョンによって種類が様々あり、どれも正規の値段で購入すれば数十万円はするものばかりでした。
ただし、一度購入してしまえば、永久にそのバージョンで利用することができるという商品だったので、当時の私はバージョンが変わるごとに新しいバージョンに乗り換えるべきかどうかとても悩んだものです。
そして時代は巡り、2013年にAdobe CC(クリエイティブ クラウド)というものになりました。
CCに移行してからは、ソフトは月額制で利用することが可能となり、そしてリリースされたどのバージョンでも利用可能となっています。
そして、1契約で2台のPCにインストール出来ます。ただし2台同時に起動して使用することは認められていませんので注意が必要です。
今やAdobe製品は時代のニーズに合った販売戦略がとられ、デザイナーばかりでなく、一般の企業にも利用しやすい形態になっていると言えます。
IllustratorやPhotoshopがより身近に感じるようになり、誰でも触れる時代になってきたからこそ、社会が求める人材の水準も高くなってきたと言えます。
では、ソフトを使いこなすための高い水準にスキルアップするには一体どうやって勉強すればいいのでしょう?!!
もちろん独学で学習をするのも良し、身近に相談できる相手がいればラッキーですね!!
しかし、そんなに都合のいい相手が見つかることはまずないでしょう。
そういった環境がお探しであれば、ぜひスクールで学習する手段をご検討ください。
個々の能力を伸ばす指導方法で、より効率的にストレスなく学ぶことができます。
自分にあった学習で、即戦力の技術力を身につけていきましょう。