Web業界やIT業界で働きたいと勉強を始めてみたものの、専門書やハウツーものの書籍に書かれている業界独特の専門用語を数多く目にして、心が折れてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
でも、専門用語が分かれば、もう少しハードルも低く感じるようになり、よりスムーズに学ぶことが出来るかもしれません。今回は、Web業界で働くなら覚えておきたい用語を簡単にまとめてみました。
はじめに
Web業界の業界用語や専門用語に触れた際、その文字を見ただけでは意味が分からないものが多いと感じている方も多いのではないでしょうか。
略語を使って表しているケースが多くあるのです。
そのため、まずは基本的な用語を理解する必要があります。
そうすることで、仮に知らない業界用語や専門用語が登場した場合にも、ある程度の予測から、概ね指している内容をイメージできるようになります。
まずは、基礎的な業界用語をしっかりと知識として持つように勉強していきましょう。
以下にご紹介する用語は、Web業界の専門用語としては基礎中の基礎、はじめの一歩になります。
これらの言葉を理解するだけで、全くイメージできなかった内容が、少し具体的に内容を把握できるようになると思います。
Web業界用語
1)SEO,SEM
SEOはSearch Engine Optimization、SEMはSearch Engine Marketing の略です。
SEOは、検索エンジンで特定のキーワードを検索した際に、Webページがより上位表示されるように工夫することを意味します。
Webページが上位に表示される事でアクセス数が増え、収益につながります。
なので、SEO対策はWeb業界ではとても重要な対策と言えます。
SEMはさらに、検索エンジンを利用して、傾向を調査し、メルマガを送るなどして検索エンジン経由のアクセスを増やし売り上げアップをめざすマーケティング手法のことを指します。
Web業界用語で最も重要とされているかもしれません。
2)UI、UX
UIはUser Interface、UXはUser Experienceの略です。
UIはユーザーがコンピューターと通じて情報のやり取りを行う際に直接操作するレイアウトやデザインを指し、スマホで例えればホームやアプリの画面を意味します。
これをよりスムーズに調整することでユーザーの使いやすさが大きく変化します。
UXはさらに、ユーザーにとって使いやすい製品は何かをマーケティングし、開発時点から検証を繰り返し作り上げ、ユーザーが心地よく利用できるかを考慮するものです。
3)クラウドソーシング
クラウドソーシングは、企業がインターネットなどを媒体に、不特定多数の人々(crowd/群集)に業務をアウトソーシングする(sourcing/委託)ことを意味する造語です。
クラウドソーシングは、プログラミングやライティング、デザイン等の様々な分野で活用され始めています。また、写真素材提供サイトや課題解決コミュニティサイトなど、WEB上の様々なサービスがすでに成立しています。知的労働力(コンテンツや知恵)を相対的に安い価格で調達する方法として注目されています。
まとめ
今回ご紹介した用語は、Web業界用語の基礎中の基礎となります。これら以外にも、Web業界にはまだまだたくさんの業界用語があります。
実務に業務にかかわる際には、社内用語も含め、聞いた事のないような言葉ばかりが飛び交う未知の世界に感じるかもしれません。
新しい業界用語に出会うたびに、臆せずコツコツと覚えていくことが何より大切です。
Web業界に飛び込む前に、まずはご自身の下地作りに注力し、チャレンジ精神でどんどん知識を吸収していきましょう。