EclipseでのJavadoc生成の手順に関する記事です
環境(以下の環境で動作確認をしています)
- Windows 7
- Pleiades Eclipse 4.6 Kepler
- JavaSE8
目次
- Javadocとは
- Javadocのタグ
- EclipseからJavadocの生成手順
Javadocとは
Java言語のソースコードからプログラムについて説明するドキュメント(リファレンス)を一定の規則に従って生成する仕組みです。クラスの概要やメソッドの概要をJavadocで記述すると、その情報からHTML形式のドキュメントファイルを生成してくれます。
Javadocのタグ
Javadocの記述は、Java言語のソース内に、「/**」 と 「*/」の間に専用のタグを使って記述します。代表的なJavadocのタグと説明を下記に記載しています。
タグ | 説明 |
---|---|
@author | 開発者名 |
@exception | メソッドが投げる例外クラスとその説明 |
@param | メソッドの引数名と引数の概要 |
@return | メソッドの戻り値を記述 |
EclipseからJavadocの生成手順
- ソースコード内にJavadocコメントを入力します。
- Eclipseのメニューから「ファイル」→「エクスポート」→「Java」→「Javadoc」を選択します。
- 書き出し先を確認し、「完了」を押します。
- プロジェクト内にHTMLファイルが生成されます。
- 生成されたHTMLをブラウザで開くと、内容の確認ができます。
Javadocで作成されたリファレンスは基本的にチーム全体で共有するものです。実際の開発現場では、個人の感覚で作成せずに、プロジェクト全体のルールに従ってJavadocコメントを作成しましょう。