「ASC関数」とは全角の英数・カタカナ文字を半角に変換できる関数です。
例えば、
データの入力をしていて、知らず知らずの内に全角と半角が混ざってしまった…
複数人でデータを入力していて、全角・半角の統一がされていない…
こういった経験がある方も多いのではないでしょうか?
再度入力し直すにしても手間がかかりますし、
データベースの修正はデータ量も多いはずですでの修正漏れが起こる可能性もあります。
そこで、活用したい関数が「ASC関数」です。
今回はこちらの得意先リストを更新します。B列には全角の文字が入っています。
ASC関数を使用して、C列に半角の文字として表示してみましょう。
※ASC関数は「文字列操作」の分類の中にあります。
引数は対象となる文字列を選択するのみです。文字が入力されているセルを選択したら、「OK」ボタンをクリックしてください。
文字列が半角で表示されました。
また、この結果を表に反映させるには、
関数で求めた結果を
コピーして、セルB4に[値貼り付け]をすれば完了です。
不要になったASC関数の結果は削除しておきましょう。
ちなみに、
「JIS」関数を使用すると、半角文字を全角文字に変換することも可能です。
ファイル内のデータが統一されていないと、正しく抽出することができないという場面もあります。
正しく統一されたデータを作成して効率的にデータ管理していきましょう!