Java初学者が抱く疑問でよくあげられるものとして、
Javaで開発するためには何が必要なのだろうということです。
この疑問が解決できるような内容をまとめました。
Javaで開発をする為には以下の4つが必要です。
- ソースコード
- Java API
- コンパイラー
- Java VM
ソースコードは、Javaのプログラムのことです。コンピューターに処理させたい様々な内容を記述します。
Java API(Application Programming Interface)は、Javaがもつさまざまな機能を使うためのクラスやインターフェースをまとめたものです。
Javaのコンパイラーは、プログラムコードをJava VMが処理できるようにコンパイル(翻訳)するソフトウェアです。
Java VMは、Javaのコンパイラーが作成したバイトコードを使って、コンピューターにさまざまな処理させるソフトウェアです。
ここまで紹介してきた必要なもののうちソースコード以外は、JDK(Java Development Environment)をインストールすれば、用意することができます。
JDKは、API、コンパイラー、Java VMなどが含まれています。Javaで開発をする為に必要なものをまとめたパッケージになっています。
JDKに似た名前のJREがありますが、こちらはJava API、Java VMなどが含まれているパッケージです。コンパイル済みのバイトコードを実行することができます。
JREにはコンパイラーが含まれていない為、ソースコードをコンパイルしてバイトコードを作ることができません。
つまり、JDKをインストールすれば、Javaで開発をするができるということです。
この他に、統合開発環境(IDE)の1つであるEclipseを使うと、効率よく開発することができます。