今や、なくてはならないPC。そのシェアの最大を誇る「WindowsOS」。
ここまで普及するまでには様々な発展がありました。
今回は「Windowsの歴史 第2回」。
第1回ではWindows1.0から3.1までを見てきました。
① Windows1.0(1985年)
② Windows2.0(1987年)
③ Windows3.0(1990年)
④ Windows NT 3.1(1993年)
今回は、「Windows95」から振り返ります。
⑤Windows95(1995年)
別製品であったMS-DOSとWindowsを統合し使いやすさと性能を向上させた一般的な個人消費者向けOSとして提供されました。
従来のWindows 3.1よりも使い勝手が改良され、「Start」ボタン、メニュー、タスクバーとシステムトレイ、ウィンドウの最大化、最小化、および閉じるボタンなど、その後長年にわたって使われている機能が初めて登場しました。
これによりWindows 95はデスクトップOSの事実上の標準となりました。
⑥Windows NT 4.0(1996年)
Windows 95のユーザーインターフェースをビジネス向けNT OSに追加したものです。この辺りからWindowsOSは明確に、「企業向け」「家庭向け」と、それぞれの用途に応じた提供に分かれていきます。
⑦Windows98(1998年)
旧モデルのWindows 95よりもさらに個人消費者が使いやすいように提供されたOSでした。新規性はさほどなかったものの、売り上げも高く、安定したOSとして評判を得ていました。
⑧Windows 2000 Professional(2000年)
Windows NT 4.0のコードベースを基に構築され、NT 4.0とWindows 98の両方に取って代わることを目指したOSです。ビジネスサーバー向けでもあり、個人PC向けでもあったWindows2000は、多くの機能など、重要な改善をもたらし、その後、長い間使用されるOSでもありました。
⑨WindowsMe(2000年)
「Millennium Edition」略して「Me」。急いでリリースされたため、バグが多く、頻繁にクラッシュすることでも有名でした。
多機能性が求められた結果、それに伴う欠点が多く不安定なOSと評価はとても低いものでした。
今回はここまでのご紹介です。
Windowsの歴史➂へ続きます。次はいよいよ「WindowsXP」の登場です!