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Oracle Bronzeの紹介2【初級者向け】

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前回はデータベースの起動と停止について取り上げましたが、今回はデータベース内の一部のファイルについてご紹介します。

データファイルとREDOログファイル

データベース内で管理されているデータは、もちろんデータベースサーバーのマシン内のファイルに保存されています。そのファイルを『データファイル』と言います(耳慣れない名称が多いOracle用語の中で、安直な名前なので逆にド忘れしやすいかもしれません)。そのデータファイル等の更新内容を保存している『REDOログファイル』は、履歴情報を持っています。

これらの他にも色々な種類のファイルがありますが、この2つのファイルについて問題です。

『データファイル』と『REDOログファイル』では、どちらが重要でしょうか?
もちろんどちらも重要ですが、より重要なのはどちらでしょうか?

『データファイル』はデータベースで利用するデータが入っているファイルなので、もしファイルが壊れてしまったら、データが欠落してしまいます。一方、『REDOログファイル』は変更履歴のファイルなので、何も問題が起きない場合は特に重要ではありません。しかし、データが壊れてしまったり、データを壊してしまったりした場合は、復旧する為に履歴情報が必要になります。履歴情報があれば、ダメになる直前まで、どのような変更をしてきたのかが分かるので、復旧が可能になります。

極論すると、初期状態から現在までの『REDOログファイル』が残っていれば、データファイルの状態を、過去のどのタイミングにでも戻せると言うことです。『REDOログファイル』へのデータの書き込みは『データファイル』よりも優先して行われることや、ミラーリング機能があることからも重要度は高いと思われます。

他にも各種設定情報を保存するファイルなどがあります。Oracleの資格試験では、それらの名称、内容、用途が問われます。上位資格になると更に、全体的な運用を考慮した効果的な用法が問われることもあります。

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