社会人の方でも、TOEICを始め、様々な資格の取得を目指して勉強している方は多いかと思います。
ただ、仕事が忙しくてなかなか勉強の時間が取れず、「結局、十分に勉強できないまま受験してしまった…」というパターンに陥っている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、通勤や仕事帰り、移動時間などの電車の中で、スマホを使って勉強を進めるというのはいかがでしょうか。各種資格試験向けのアプリや、その勉強に役立つアプリをご紹介します。
TOEIC対策に!「TOEIC(R) TEST実践トレーニング」
リスニングからリーディングまで、本試験の全パートに対応しているTOEIC対策アプリ。
“実践”と言うだけあって、問題はテスト出題形式になっています。パートごとの反復練習ができる「トレーニング」と、本試験と同じ形式、同じパートの順番で出題される全20問に解答し、推定スコアが測定できる「実力テスト」で2通りの学習ができます。
旺文社「新TOEIC(R)テストハイパー模試」から500問以上を収録しています。学習結果はホーム画面にあるカレンダーに記録できるため、TOEICの本試験日を設定しておけば、自分の学習状況を客観的に確認することができます。テストまでの勉強を計画的に進めるのに役立つ機能です。
IT系資格もスマホで!「ITパスポート試験対策」
「ITパスポート試験」とは、IT化された社会で働くすべての社会人が備えておくべき、ITに関する基礎的知識が証明できる国家試験です。情報処理推進機構が行っているこの試験は、ここ数年10万人単位で受験者が増加しています。
このITパスポート試験の暗記系問題の勉強に特化したアプリが、「ITパスポート試験対策」です。問題はほとんどが本試験の過去問で、計算系の問題はありませんが、全部で約600問が収録されています。正誤の履歴が分かる機能や、各分野からランダムに出題される機能、間違えた問題にマークをつけて、マークのついた問題ばかりを復習できる機能などもありますので、効果的に学習できます。
楽しく勉強できれば、継続できる!「Studyplus」
各種資格試験に対応した、勉強の進捗状況を管理できる無料SNSアプリです。勉強時間・勉強量を記録し、さらに、グラフ化機能で勉強の進捗具合を可視化することもできます。コミュニティ機能があり、同じ目標を持つ勉強仲間を簡単に探すことができるため、仲間の存在が学習の励みや刺激となり、意欲的に勉強が継続できると評判のアプリなのです。
勉強したい資格試験や、その対策教材の名前や画像を登録してから勉強を始めます。教材の名前や画像は、Amazonから検索して登録することもできます。登録したものについて、勉強の進捗状況が入力できるようになります。
計画を立てたうえでアプリを選ぼう!
今回ご紹介したもの以外にも、資格試験やその勉強に役立つアプリはたくさんありますが、何種類ものアプリを並行して利用するのではなく、対策プランを考えてから、それに合う適切なアプリを選ぶことをおススメします。
例えば、TOEICでいつも文法問題に時間がかかってしまうのであれば、TOEICの文法問題に特化したアプリを選び、毎日、電車の中で少しずつ勉強する、という選び方が考えられます。
仕事の忙しい社会人には、計画的に勉強する時間を確保することが難しいですが、隙間時間にスマホアプリなどをうまく活用して、合格に向けてあきらめずに頑張って下さい。