8種類の基本型
プログラムは必ずデータを保存するための入れ物=変数が必要となります。
変数には保存するデータの種類によって様々な”型”というものが存在します。
ここではPHPにおける8種類の基本形について見ていきます。
※PHPタグ
- PHP はファイルを解析して開始タグと終了タグ (<?php と ?>) を探します。 タグが見つかると、PHP は開始タグ~終了タグの範囲内でコードを実行します。
- 上記により、PHP を他のあらゆる形式のドキュメント中に埋め込むことができます。
- 開始タグと終了タグで囲まれている 箇所以外のすべての部分は、PHP パーサ(構文解析エンジン)に無視されます。
4種類のスカラー(単純)型
1-1.論理値(boolean)
TRUE // 真
FALSE // 偽
1-2.整数(integer)
<?php
$a = 1234; // 10進整数
$a = -123; // 負の数
$a = 0123; // 8進数 (10進数の83と等価)
$a = 0x1A; // 16進数 (10進数の26と等価)
$a = 0b11111111; // 2進数 (10進数の255と等価)
?>
1-3.浮動小数点(float, double)
<?php
$a = 1.234;
$b = 1.2e3; // 1.2×10の3乗
$c = 7E-10; // 7×1/10の10乗
?>
1-4.文字列(string)
$name = “Yamamoto” // 文字列
複合型
2-1.配列(Array)
配列の各データには「インデックス」という番号が付きます。
特定のデータが必要な場合はそのインデックスで呼び出します。
$week = array(“日曜”,”月曜”,”火曜”,”水曜”,”木曜”,”金曜”,”土曜”);
echo $week[3]; // “水曜日”が表示される
2-2.想配配列
特定の数のカンマで区切られた “キー=>値”の組を引数とします。
$data = array(“id”=>”ALC001”, “name”=>”プレミアビール”, “price”=>200);
echo $data[“name”]; // “プレミアビール”が表示される
3種類の特別な型
3-1.リソース(resource)
リソースは、特別な関数により作成され、使用されます。
3-2.ヌル(NULL)
ある変数が値を持たないことを表します。
3-3.Callable
関数の引数に渡すことができるcallback型を表します。